「スキューバテック モルディブ」は、カール F. ブヘラとマンタトラストの長期的パートナーシップを記念したダイバーズウォッチだ。スキューバテックシリーズの最新モデルである「モルディブ」は、絶滅の危機に瀕しているマンタと、その生存に必要な生態系や生息地の保護に取り組むマンタトラストの活動に対する認知を高めるために製作された。スキューバテック モルディブは、カール F. ブヘラが2017 年からマンタトラストとのパートナーシップで発表している4 番目のウォッチとなる。各モデルの売上金の一部は財団に寄付され、またスキューバテック モルディブの売上金からは特別に、マンタトラストの新しい洋上調査基地設立プロジェクトに寄付される。
パトラビ スキューバテック モルディブ
パトラビ スキューバテック モルディブの特徴は、海と繋がる美しさだけではない。ねじ込み式リューズ、自動ヘリウムエスケープバルブ、優れた50気圧(500m)防水で、水中でのあらゆる冒険に対応できるように設計されている。ケース内にはCOSC認定クロノメーターの自動巻きキャリバーCFB 1950.1を搭載、パワーリザーブは38時間である。
モデル購入が洋上調査基地実現への鍵
パトラビ スキューバテック モルディブの売上による寄付金が、マンタトラストの驚くべき新構想であるモルディブの洋上調査基地を支援することに繋がる。モルディブのナンヨウマンタの個体数は世界一であり、最も集中的に研究されている個体群の一つだ。カール F. ブヘラの資金援助を受けて建造される洋上調査基地は、これまでの一元化された調査基地ではアクセスできなかったモルディブの地域で、新たな発見の機会を提供することになるだろう。訓練を受けた知識豊富なマンタ専門家チームによる、詳細な調査が可能になる。
プロジェクト全体を要約すると、カール F. ブヘラとマンタトラストのパートナーシップによって実現した洋上調査基地によって、世界屈指のマンタ専門家たちがモルディブ内の広範囲に及ぶエリアまで赴き、マンタの行動やさらに新しいマンタの下位個体群までもリアルタイムで観察し、記録することができるようになる。これは、時計ブランドとNGOのパートナーシップを次のレベルに押し上げ、マンタの研究に関して素晴らしい機会を提供するものだ。そして、新しいスキューバテック モルディブを購入されるお客様は、この冒険の重要な役割を担うことになる。
カール F. ブヘラによるマンタトラストへの支援
カール F. ブヘラのサーシャ・モエリCEOは、マンタトラストとのパートナーシップに情熱を注ぎ、洋上調査基地に大きな期待を寄せている。「新作パトラビ スキューバテック モルディブで、2013 年からずっと私たちにとって重要なマンタトラストへの支援を継続できることを誇りに思います。スキューバテック モルディブは、海洋環境保護が必要だという世界共通の緊急課題に対する認識を高めるとともに、革新的な洋上調査基地の建造という重要な取り組みを支援するものです」と彼は語った。
マンタトラストのミッション
カール F. ブヘラは次世代を見据え、2013年にマンタトラストと長期的なパートナーシップを結んだ。マンタが多様な海洋生態系の中で健全に生育できる持続可能な海の未来を目指して、確かな基盤作りに貢献できることを確信したからだ。非営利団体のマンタトラストは、熱意あふれる海洋生物学者ガイ・スティーブンスにより2011年に設立された。マンタトラストのミッションは明快だ。それは、研究、教育、協力を通じて、マンタとその生息地の世界的な保護に取り組むことである。この10年間、マンタトラストはこの注目すべき生物についての認知を高め続け、一般の人々だけでなく地域の利害関係者にも教育を提供してきた。